動画で学ぶ「色彩検定」もっと教えて!色彩先生【全10話+特別編】
色彩検定とは
色彩検定は、色に関する知識や技術を問う公的資格です。1990年から続く文部科学省後援の資格で、公益社団法人色彩検定協会(A・F・T)が実施しています。
色彩検定は、色彩のメカニズムや理論に関する知識とカラーコーディネートの技術を証明する試験です。難易度は1・2・3・UC級という4つの段階に区分されており、UC級は1〜3級とは異なり、独立した知識が問われる試験となっています。
色彩検定は、ファッション業界をはじめ、インテリアやメイクアップの分野など、幅広く活用できます。特に2級以上を取得すれば仕事や就職にも活かせます。
色彩検定の難易度
2021年度の受験状況によると、色彩検定2級の合格率は、受験者18,886人中77.9%です。3級は受験者33,278人中76.8%、UC級は受験者4,901人中89.7%となっています。
色彩検定は、1級が最も難しく、2級、3級、UC級は1級ほど難しくありません。3級は色彩学習の初心者向けで、合格率は約70%と高いです。2級は3級の知識に加えて、実務部分が試験範囲となります。
色彩検定の合格ラインは、基本的に全ての級で「満点の70%前後」です。色彩検定1級試験の平均合格率は約47.5%です。
色彩検定1級に合格するためには、1次試験100時間、2次試験50時間を目安に勉強するとよいでしょう。1日3時間ほどの勉強時間が取れたとしても、2ヶ月以上の時間が必要となるでしょう。
色彩検定3級の場合は、一ヶ月程度で合格が可能です。3級を一ヶ月で合格したければ、毎日1時間ほど勉強すればよいでしょう。
色彩検定の受験料
色彩検定の受験料は、級によって異なります:
- 3級:7,000円
- 2級:10,000円
- 1級:15,000円
1級は11月と12月に実施され、1次試験はマークシート方式、2次試験は記述方式(一部実技)です。1次試験の試験時間は80分、2次試験の試験時間は90分です。
なお、検定料の返金や繰り越しは受け付けていませんので、インターネット申込がおすすめです。
公式サイトでもっと調べよう
色彩検定協会/カラーコーディネーター
色彩検定とは色に関する幅広い知識や技能を問う検定試験です。1994年には文部省の認定をうけ、名称も「文部省認定ファッションコーディネート色彩能力検定」と変更して現在に至っています。
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