動画で学ぶ:夏休みの自由研究【つかめる水】
0
コメント
つかめる水の理由
アルギン酸ナトリウムと乳酸カルシウムの化学反応によって作られます。アルギン酸ナトリウムは海藻由来の成分で、水に溶けるとゼラチンのような粘性のある液体になります。乳酸カルシウムは乳酸菌の代謝産物で、アルギン酸ナトリウムと反応するとゲル状の膜を形成します。
つかめる水の作り方
材料
アルギン酸ナトリウム(2g)
水(200ml)
乳酸カルシウム(5g)
水(800ml)
お玉(大きなスプーンでもよい)
あくとりお玉(ざるなどでもよい)
作り方
空のボトルにアルギン酸ナトリウムと水を入れ、蓋をしてよく振り混ぜ、20分放置する。
ボウルの中に乳酸カルシウムと水を入れてスプーンなどでかき混ぜ溶かす。
1の溶液が透明になるまで溶け切ったら、お玉などに注ぎ入れる。
2の液の中に落とし込み、5~20分ほど待つ。
膜ができたら、あく取りお玉などですくってできあがり!
ポイント
アルギン酸ナトリウムと水は、よく混ぜて溶け切るまで20分ほど放置する。
乳酸カルシウムと水は、必ず水道水を使う。
アルギン酸ナトリウム液は、お玉などを使って、ボウルの壁際3センチくらいのところから壁に向かって注ぎ込むと、きれいな球形になりやすい。
つかめる水は、色や形を変えて作ることもできます。
水彩絵の具をアルギン酸ナトリウム液に加えると、色付きのつかめる水を作ることができます。水の代わりに、ジュースや牛乳を使っても作ることができます。
つかめる水は、夏休みの自由研究にもおすすめです。ぜひチャレンジしてみてください。
コメントを投稿